テクセルグラフィック

うちのお店みたいにデザインまで手がけているお店では印刷会社さんとの関係が深かったりします。

以前、縁故にさせて頂いてた印刷会社さんは私がデータの設定などをうっかり、間違うとよく電話をかけてきてくれた。

最初の頃は電話がかかって来ないように正確無比な完全データで仕上げることを目標に。

おかげでミスは今はまず無い。

実際お会いしたことがないので声から察するしか無いのですが、しわがれたおじいさんの様な声の持主。

いつしか印刷を依頼した際は毎回電話をかけてきてくれるように。

今回は、〇〇のサービスをしておくね。

早く刷り上がりそうだから納品を早めにしておくね。

しかし、その会社はある日、閉業してしまいました。

それから、印刷会社はとにかく激安のところを使っていました。

データを作って、送るだけ。

すごく簡単で早くて安い、そして味気ない。

技術大国の日本。

安さもサービスだが、それで技術は向上するのか?

そんな時に最近知り合ったテクセルグラフィックさん。

前の印刷会社さんの様に温かい。

単純な印刷だけではなくノベルティなどの提案もしていただける。

印刷媒体の幅が一気に広がった。

これからが楽しみな関係です。

美術館に行こう

ヘッダー画像の絵はエヴァレットミレーのオフィーリア。

当時、中学生だった私は美術の教科書に掲載されたこの絵に吸い込まれました。

描かれているのはハムレットの登場人物、オフィーリアの死について。

まだ、身近で死を目の当たりにしたことのない当時、まるで小川に流れる花束のようなその死は妙に心を惹かれたものです。

数年後、大学生ながらアルバイトを3つ掛け持ちして、一人、この絵を訪ねる為、イギリスのテートギャラリーにまで本物を見に行きました。

ミレーの絵は、その精工さの為、絵を仕上げるのに一日で1セント硬貨ほどしか進まないとぼやいていたそうです。

教科書の印刷では知ることができなかったその言葉の意味がその実物には現れていました。

小川の脇にはほら、蜘蛛の巣が…。

絵には全てが詰まっていると言われています。

歴史、文化はもちろん、医学、光学、生物学、心理学、LOVE、はたまた絵だけど音楽(古い絵に楽譜が精巧に描かれていたりするんですよ)まで。

この探求はさながら人に対するディープラーニング(深層学習)を行っているようです。

その探求にすっかりハマってしまった私は、珈琲の勉強と共に世界中の美術館にも足を運ぶようになりました。

その数はなんと!!…数えていません…。

美術館をオススメすると敷居が高くてとか、よく分からなくて、と言われます。

そういった方に私なりの美術館での周り方のコツを伝授したいと思います。

有名な作品を探さないでください


美術館に行く目的が有名なものを見に行ったという満足感のためだけではもったいないです。
私がよくするのは、最初は入り口から出口まで見て流す感じで歩いていきます。
その時に目を引いた作品を覚えておき、もう一度引き返して何故興味を引いたのかを確認しにいきます。

主人公の脇にも目を向けてください


歴史上、画家というのは哲学者としての一面を持っていることがたくさんありました。
画家は精工にただ描くことだけに意味を見出していません。
主人公と成る人物がいたらその周りの細部にも目を運んでみてください。
思わぬ発見があり、とても見るのが楽しくなってきますよ。

お子様も連れて行ってあげてください


よく、子どもは美術館駄目じゃないですか?っと言われますが、子どもにとってとても重要な教養の一つです。
しかし、しつけのできていないお子様を連れて行くことは駄目です。
普段からTPOをわきまえた人としての振る舞いができる子にしつけをしておく必要があります。

撮影OKでも基本的に写真を撮るのはNG


撮影OKだとよく見る光景が作品を片っ端から撮っていく人…それも携帯のカメラで。
例えばこれがヨーロッパで人生最後の旅行になるかもしれない。
だから、何枚も行ったその証拠を残したい。
その気持ちすごくわかります。
でも、そんな大切な思い出だったら余計に写真を量産するべきではありません。
とんでもないものを見てしまった…そんな絵の前でだけ写真を撮るのも良いと思います。
絵の写真が欲しければ綺麗なカタログが美術館に売っておりますので。

説明書き、オーディオは見ない聞かない


これ少し、諸刃の手法なのですが私は作品案内のオーディオを使ったことがありません。
また、既出のエバレットミレー含め、10何年画家の名前をまともに知りませんでした。
この意味はやはり、自分の感覚を鍛える為。
直感を持ってして自分だけのお気に入りの作品を見つけていく喜びを見出してほしいのです。

最後は併設のカフェでお茶を(又はOhanaでもいいよ)


美術館を出ると思ったより時間が過ぎていることに気付きます。
資本主義社会のラッシュアワーから解き放たれた瞬間を噛みしめるようにお茶でもしましょう。

※今回もいや、当HPの写真は全て私達が愛情をもって撮り貯めた写真になります。くれぐれも無断転載等されないようお願いいたします。

アメリカンとアメリカーノ

 以前、とある雑誌を買ってみていた時にエスプレッソ〇〇という、エスプレッソが持つイメージを食品に活かしたメニューが掲載されていました。プログラマーだけどエンジニア、コックだけどシェフ、言葉を総括し、イメージを使うことはよくあります。ただ、この時には説明書きに少し問題がありました。「エスプレッソの様に泡立てたものを使用」と書いてありました。どうやらこの店主はカプチーノかカフェラテをエスプレッソと勘違いしていたようです。
 
 この様に同じ飲食業界に携わっていながらも他分野になると製品の違いはよく分からなくなるものです。だから今回は改めて珈琲アレンジを知ってもらい、なんとなくで良いのでその製品の魅力を感じていただけたらなと思います。

「ドリップコーヒーとエスプレッソ」
 ドリップコーヒーは珈琲の粉に湯を通して抽出した珈琲です。量はおおよそ150mlで抽出されたものをそのまま飲むことが殆どです。エスプレッソは専用マシンで珈琲を高圧抽出した珈琲です。量はおおよそ30ml。力強いのであらゆるアレンジコーヒーのベースとなることもできます。因みにマキネッタで抽出される珈琲は高火力抽出であって、加圧抽出をするわけでは無いのでエスプレッソではありません。

「アメリカーノとアメリカン」
 こちらはうちのお店で一番多い勘違いです。アメリカンとはドリップコーヒーを湯で薄めたもの。アメリカーノとはエスプレッソを湯や水で薄めたものです。元々、珈琲のリキュールのような力強さを持っているエスプレッソと、既に味が飽和状態のドリップコーヒーをのばすのとでは味や香りに差があります。

「カプチーノとカフェラテ」
 書籍などにはフォームミルクが何割で、スチームミルクが何割でエスプレッソをミルクで割ったものとなっています。しかし、海外を見て回った私の独自解釈ですが、150mlぐらいのカプチーノカップ(主にヨーロッパで使用)と180mlぐらい入るマグカップサイズ(主にアメリカで使用)のカフェラテ。使う器の違いからエスプレッソとミルクの対比が変わり、同時にテイストの違い、名称の違いにつながったのでは無いかと考えています。要約するとカプチーノは珈琲が多め、ラテは牛乳が多めとなります。

 製品名を少し知るとオーダーする際の違いがわかって味のイメージもしやすいですね。他にも珈琲のアレンジは何種類もあります。自分の好みの珈琲の楽しみ方が見つかるといいですね。

名前で飲む珈琲

以前こんな事がありました。開店初期、とあるお客様から「ここの珈琲は本当に美味しい」と褒めていただいて毎日の様に来ていただいていました。そんなある日、開店初期というのもあって即席のマドラーを切らしてしまったことがありました。そして、すぐ届くという理由で某大手U○Cさんにマドラーを届けていただけるようにお願いしました。すると先程のお客様は「ここの珈琲U○Cか…」とロゴの入ったマドラーを見て珈琲の仕入先をご判断されました。残念なことですが、それ以降、そのお客様はお見えになりませんでした。

理由は他にもあったかもしれませんが、正直その当時名前の怖さを知りました。他にもハワイアンの雰囲気でやっていた5年ほど前は「ここのハワイ・コナは美味しいね」とよく言われました。ハワイ・コナは取扱を考えたこともありましたが、どうしても味とコストのバランスが見合わないということで採用を見送っており、一度も使ったことはありませんでした。しかし、同業者にですらハワイアンなのにハワイ・コナを取り扱ってないなんてと言われたものです。

私達は少し、うがった見方かもしれませんが、珈琲に求めるものは良い味、心安らぐ甘い香りであって印象を飲むものであってはいけないと決めておりました。その為、当初よりロースターの名前や珈琲のブランドや格付けでハクを付けるよな売込みを避けてきました。これは、こちらの方が正しいという主張ではなく、そういったやり方、生き方をしているお店や人を沢山見てきて私達が選択した生き方です。

まぁ、何はともあれ、うんちくなど気にせずにお茶をして頭をリフレッシュしたり、友達や同僚との距離を縮めるために当店の珈琲を気軽に使ってください。日々、五万の知識と思考を持って、数パーセントをお客様に小分けしてお渡しできたらいいかなと思っています。

フレンチプレスに新色追加しました

当店では、もはや定番になりつつあるフレンチプレスコーヒー。
こちらのフレンチプレスの器具に新色をこの度追加いたしました。
茶色の飲み物にチャレンジャーな、でも、比類なきオシャレ感のオフホワイト
キッチンのアクセントカラーにピッタリのレッド
定番のブラックの3色ラインアップになりました。
このフレンチプレス、例えばイヤホンに例えると低音に強かったり、ボーカルの声が聞きやすかったり、重低音を売りにしていたりと様々あると思います。
その中でもこのフレンチプレスはリアル音源のハイレゾのイヤホン。
豆本来の味をそのまま表現、基本的に抽出者の意思を反映しません。
まだ、フレンチプレスを体験したこと無い方は当店でハイレゾのフレンチプレスを試してみてください。

珈琲の品種はたったの2種類

最近、朝夕と日中の寒暖差が激しくなってきましたね。
その影響か「コホッコホッ」風邪かな?っというお客様が結構増えてきました。
人間走り続けられないので、そんな時はゆっくり体を休めてくださいね。
お大事に♪
さて、先日「珈琲の種類ってどのぐらいあるんですか?」との質問をいただきました。
珈琲の品種の数は商業的に出回っているものは実はたったの、2種類です。
アラビカ種とロブスタ種です。
みなさんが普段たくさんの種類に感じられている珈琲は選抜を繰り返した栽培品種です。
同じ種を起源に持つものでもインドではインドの、コロンビアではコロンビアの気候や環境、あるいは人の手を借りて生物や植物が育っていきます。
近年、最大の流通量を持つアラビカ種は、味を重視した選抜などによる開発が進んでおり、多くの栽培品種を持ち、品質が高いことで知られています。
一方、ロブスタ種は、病害虫に強く、収率も高いことから大量生産、大量消費に向いた品種として流通しています。
こちらは、泥臭いようなロブスタ種特有の香りからインスタントや缶コーヒーに利用されることが多いです。
我々は、たまにこのロブスタ種をアクセントとしてブレンドに取り入れたりもします。
この様に、珈琲も長い歴史を経て今尚、品種改良が続けられています。
しかし、そう考えると栽培環境が味を決めていくというものコレで納得がいきますね。

エスプレッソショコラ Espresso Chocolat

アメリカに長期滞在していた両親が無事帰ってきました。
コックだった父親は、ジャンクフードに縁がなくコカ・コーラを飲んだのは40年ぶりだと言っていました。
私自身、「コーラ飲むと骨が溶けるぞ」と育てられてきました。
いい感じでアメリカかぶれして帰ってきてくれて楽しそうで何よりです。
現地で約一月エスコートした弟は、さぞ大変だっただろうと思います。
さて、今日は冬にピッタリの製品の紹介です。
エスプレッソと溶かしたチョコレートをあわせたエスプレッソショコラ。
ホットチョコ(ぶっちゃけココアなんですが。。。)はヨーロッパでは、メジャーなのですがそこに当店らしくエスプレッソを加えて味にアクセントを付けました。
また、少し別件ですがエスプレッソの砂糖を変更いたしました。
そのために先日、大阪に砂糖やさんとお話してきました。
そのご報告はまた後日。。。。

コーヒーは農作物である

こんにちは。
大きな台風が過ぎて最近、めっきり涼しくなってきましたね。
今、私の両親が人生初のアメリカ旅行に旅立っています。
しかも、期間は1ヶ月ほど…。
アメリカに住んでいる弟が一緒にいるとはいえ色々と心配です。
待つ側の気持ちがほんの少しだけわかりました。
さて、先日テレビを見ました(笑)
テレビを見る事って1年に一回ぐらいなんですよね。
その時見たとある番組では、珈琲のことが取り上げられていました。
そして番組内では珈琲に対するうんちくが色々と流れていましたが正直、私にはえ!?そんなことがネタに成るの?
っというようなあたり前のことばかりでした。
しかし、同時にこう考え直しました。
自分にとっては当たり前のことでも一般の方達にとっては当たり前の事では無い事がいっぱいあるのではないかなと。
だから、もう一度自分の原点回帰、おさらいを兼ねて珈琲についての知識的な事をまとめてみようと思いました。
今回はその番組内でも取り上げられていた基本中の基本「コーヒーは農作物である」っということです。
珈琲とは、コーヒーの木になる赤い実を摘んで、その中にある豆と成る部分を生成し、焙煎することで初めて珈琲となります。
農作物だから仕入れ毎に味が変わります。
毎度同じ味であればそれは農作物ではなく、工業製品なのかもしれません。
生産地はもちろんの事、環境管理、収穫方法、精製方法、鮮度の管理、焙煎が提供する珈琲には大きく影響をします。
決して珈琲という化学物質ではありません。
工程の中で未成熟豆(熟していない果物の様なもの)、病気になっている豆、カビの生えた豆、奇形の豆などなど本来なら省かれなければいけない豆が存在します。
ただ、これもカフェインの摂取目的や食後のうがい程度の扱いの珈琲には関係のないことかもしれません。
珈琲を農作物として捉えているか、そうでないかでは提供する側のスタンスは雲泥の差があると思います。
単なるカフェインの提供者であっては私達の様な業種が存在する未来は無いでしょうね♪

悩める美容師の方達へ

今回は悩める美容師の方達向けに美容師として人生を楽しんでいくための知恵を発信していきたいと思います。
先日、「美容師なんてブラック企業、今すぐ辞めちまえ。社畜め!」みたいな記事を拝見したからです。
労働時間が長い、低賃金、やりがいもない、社会保険もない。
そんな言葉が散見しておりました。
あ…因みにうちのお店は、例外を除いてどれも当てはまりません。
今回は、その例外を元に話を絞っていきたいと思います。
その例外とは新人時代です。
新人時代には練習のために夜遅くなってしまったり、お給料も安く、アシスタント業務・練習と同じことの繰り返しをしなければなりません。
その為、上記の現象が起きるときがあります。
根本は美容師は技術職で技術が商品になる職業だからです。
新人時代にもらう給料は労働に対する対価ではなく、将来商品化していく為の先行投資が多くを占めています。
商品価値(技術)が高まればその値段も上がっていくのです。
上がらなければエビデンスを持って交渉をしてみてください。
うちは、毎年決算後には、給料をお互いに話し合って決めています。
今や、会社側は商品価値が高まった貴方を手放したくないはずです。
会社側は、貴方を狡猾に利用しているケースがあります。
そんな会社であればより、貴方も最大限会社を利用して足元を見てやってください。
そして、練習による残業。
経営者側からすると正直、先輩達を残らせて疲労回復をはかれないこと、夜遅くの帰宅は安全上心配事の種です。
できることなら…早く帰ってほしい…これが、正直な気持ちです。
それを前提に、この夜の練習時間を減らすには、営業中に練習しなければならないことをできるだけ消化すること。
忙しい店舗だから無理という方もいると思います。
その『忙しい』業務の効率を上げて時短する努力をしてみてください。
その効率化に努めるという思考は今後、全てに役立ち、人より技術の修得が倍速化します。
私もエンジニアをしていた時は、この効率化で3年で15年やっている人よりできると言って頂いていました。
それ以外の残業、休日出勤が多い場合は、会社に相談してみてください。
本来なら会社側が先回りをして考えて変えていくことが理想です。
ただ、相談することで会社に労働条件を考える切っ掛けを与えてあげることもあるという事を知ってください。
この場合の相談や交渉は、先の給料交渉もそうですが、建設的なディスカッションであって、批難であってはならないということに留意してください。
相手のことを考えない交渉は、自分のことも考えてはくれません。
最後にやりがい。
やりがいとは、幸せにもつながることです。
幸せとは人それぞれで、やりがいを感じなかったという人は、貴方の幸せを見つめ直す必要があるのかもしれません。
例えば、貧乏な芸人が「貴方を幸せにします!」と告白したとします。
しかし、その相手の幸せとは、良い車にブランド品、毎年の海外旅行であればその告白はうまくいかないでしょう。
美容師とは関わるのは髪のことだけかもしれませんが、人のなにかが良い方向に変わる、ちょっとした手助けができる職業だと思っております。
会社としても長く走っていると商業的な成功だけではなく、人を幸せにできる事業であることは重要です。
美容師ではない私は、客観的に見て美容師は素晴らしい職業だと感じております。
考え方次第で悩みは、飛躍のチャンスとなります。
うまく消化して周りの声に負けること無く、是非技術を自分のものにしてください。

珈琲の科学 珈琲が美味しくなりました

当店の珈琲の等級が更に上がりました。実は今回は私が努力したわけではなく、当店の焙煎士がブラジルの農園と専属契約。豆の採取方法を完全手摘みによる完熟豆だけを摘み取る方法に切り替えてくれたおかげです。
 以前も前置きにて述べさせていただきましたが、味に関しての科学を持ち出すことは少し興をそぎます。例えば奥様が「あなたと結婚した理由は、遺伝子が遠縁に当たるから免疫力が高まると思って」とおっしゃったら?例えばお友達に「ゴッホの絵が好きな理由は、反対色によって網膜のM錐体に刺激を感じるから」と言われたら?その特異性に魅力を感じてしまう人もいますが…一般論的にこの返答は、興をそぎます。
 ただ、『美味しくなった』を言葉でどの様に表現するかを試行錯誤している時に、少し遊び感覚ではありますが、今回も科学的なアプローチで表現してみようと思いました。
 珈琲の味などというものは精製方法、品種、産地等によって天文学的数値で変化していきます。そこで今回は、既出の「完熟豆だけを摘み取る」に美味しさがどの様に関係してくるのかをご説明させていただきます。珈琲豆の熟度の管理の指標にジクロロゲン酸の濃度をチェックするといものがあります。このジクロロゲン酸の味を表現すると鉄分の渋みに似ていてあまり、好ましいものではありません。ジクロロゲン酸は、豆が成熟していくと徐々に減少していきます。つまり、完熟豆はジクロロゲン酸の含有量が少なくなります。
 
 そして、熟度を知るために使われる指標がもう一つあります。甘味成分であるショ糖の含量です。ショ糖は、未成熟から完熟になるに連れて徐々に増えていき、完熟以降は徐々に減少していきます。つまり、甘み成分をより多く含んだ豆が完熟豆なのです。ただ、このショ糖が焙煎される豆にどのぐらい移行されるかはまた別のお話で。
 さぁ、当店でジクロロゲン酸の含有量が少なくて、ショ糖をより多く含み、より好ましい味になった珈琲を飲みに来ませんか!?